ませんでした(読み)マセンデシタ

デジタル大辞泉 「ませんでした」の意味・読み・例文・類語

ません‐でし◦た

[連語]《「ません」+丁寧の助動詞「です」の連用形過去の助動詞「た」》丁寧な打消しの意を表す「ません」の過去表現。「昨夜一睡もし―◦た」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ませんでした」の意味・読み・例文・類語

ません でし た

  1. 過去の事態に関する打消の丁寧な言い方。
    1. [初出の実例]「今朝程宿へお寄りでは御座いませんでしたか」(出典:人情本・毬唄三人娘(1862‐65)四)

ませんでしたの語誌

幕末期に使われはじめたが、一般化したのは明治二十年代と見られる。→「ませなんだ」の語誌

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