一睡(読み)イッスイ

デジタル大辞泉 「一睡」の意味・読み・例文・類語

いっ‐すい【一睡】

[名](スル)ちょっと眠ること。ひと眠り。「一睡もしない」「食後一睡してから出かける」
[類語]ひと眠りひと寝入り寝る転寝うたたね仮寝かりね仮睡仮眠まどろむ眠り睡眠ねんね快眠安眠就眠睡臥すいが熟睡熟眠昏睡こんすい居眠り爆睡惰眠嗜眠夢寐不眠白河夜船枕を高くする寝溜め・寝つきが悪い・寝苦しい

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精選版 日本国語大辞典 「一睡」の意味・読み・例文・類語

いっ‐すい【一睡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ちょっと眠ること。ひとねむり。
    1. [初出の実例]「水堂にて、ざっと一睡した」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. 「義朝がしゃれかうべを枕にしたる一すいに」(出典:浄瑠璃・平家女護島(1719)五)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐七月三日戯呈元曹長詩〕
  3. 時間の短いたとえにいう。
    1. [初出の実例]「三代の栄耀(えいえう)一睡の中にして」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)平泉)

一睡の語誌

→「いっすい(一炊)の夢(ゆめ)」の語誌

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