マタラ(その他表記)Matala/Μάταλα

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マタラ」の意味・わかりやすい解説

マタラ
Matara

スリランカ南端,ニルワラ川河口の港町。マタラ県の県都。古くからシナモンシトロネラ (コウスイガヤ) などの香料産地として知られ,17世紀のポルトガル,18世紀のオランダ支配時代には重要な貿易港となった。現在はココナッツゴム,茶を主とする豊かな農業地帯の交易中心地で,沿岸貿易も盛ん。オランダ人の要塞跡がある。地名は「大浅瀬」の意。人口4万 1000 (1990推計) 。

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