ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イラクリオン」の意味・わかりやすい解説
イラクリオン
Iráklion
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ギリシア南部、クレタ島中東部を占めるイラクリオン県の県都。旧称カンディアCandia。人口13万7711(2001)。島の北岸にあり、エーゲ海に臨む港湾都市。同島でもっとも肥沃(ひよく)な農業地帯を背後にもち、農産物の集散および加工(とくにオリーブ油を原料とするせっけん製造)が盛んである。島の征服者サラセン人が建設。13~17世紀にはベネチア領。1669年クレタ島がオスマン帝国の支配下に入って以来、政治、経済、文化の中心地となって栄えた。南東郊外に古代クレタ文明の中心地クノッソスの都市遺跡があり、市内にその出土品を収めた博物館がある。地中海東部の戦略上の一拠点として、アメリカ空軍基地がある。
[真下とも子]
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