マツムシソウ科(読み)まつむしそうか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マツムシソウ科」の意味・わかりやすい解説

マツムシソウ科
まつむしそうか
[学] Dipsacaceae

双子葉植物、合弁花類。一般に草であるが、まれに低木もある。葉は対生または輪生し、托葉(たくよう)はない。花は多くは頭状に密集し、両性で左右相称。雄しべは4本、まれに2本、花冠筒部の基部につく。花柱は細く、子房は下位で一室、胚珠(はいしゅ)は1個で垂れ下がる。キク科に近いが、葯(やく)は離生し、萼(がく)は冠毛とならない。地中海沿岸から西アジアを中心に世界に10属約270種あり、日本にはマツムシソウ属、ナベナ属が分布する。

[高橋秀男]

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