マフノ運動(読み)マフノうんどう(その他表記)makhnovshchina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マフノ運動」の意味・わかりやすい解説

マフノ運動
マフノうんどう
makhnovshchina

ロシア革命期のウクライナのアナキスト系革命派の運動。 N.マフノ (1889~1922) に率いられたウクライナの農民軍は,ドイツ=オーストリア軍や民族主義勢力と戦い,次いで A.デニーキンの白衛軍を打ち破り,最盛時2万の兵力を擁した。政党からの自由,社会的平等の実現,農村コミューンの建設などの目標を追求したが,1920年ソビエト政府軍により鎮圧された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む