デジタル大辞泉 「マヘシュワル」の意味・読み・例文・類語 マヘシュワル(Maheshwar) インド中央部、マディヤプラデシュ州の都市。インドールの南西約60キロメートル、ナルマダ川沿いに位置する。「ラーマーヤナ」や「マハーバーラタ」に登場する古都。18世紀後半より約50年間、ホールカル藩王国の都が置かれた。城や宮殿、墓廟のほか、多くのヒンズー教寺院があり、同国有数の巡礼地として知られる。マヘーシュワル。マヘシュワール。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マヘシュワル」の意味・わかりやすい解説 マヘシュワルMaheshwar インド中部,マディヤプラデーシュ州南西部の古都。インドール南南西約 64km,ナルマダ川北岸に位置。『ラーマーヤナ』や『マハーバーラタ』に,ハイハヤの王都マヘシュバリとして登場するが,これはプラーナ (伝説) によれば,前 2000年頃のことといわれる。のちにはマラータのホールカル家の女王アハルヤ・バイが本拠地とした。河岸には沐浴場が延び,寺院に続く。アハルヤ・バイの建てた宮殿が残る。対岸のナブダトリからは,古代の集落跡や彩色土器が発掘されている。人口1万 5341 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by