摩訶婆羅多(読み)マハーバーラタ(英語表記)〈梵〉Mahābhārata

デジタル大辞泉 「摩訶婆羅多」の意味・読み・例文・類語

マハーバーラタ(〈梵〉Mahābhārata)

古代インドの大叙事詩。18編、10万頌。口伝であったバラタ族の二王族間の戦い物語が、4世紀ごろにまとめられたものという。神話伝説宗教哲学法律道徳などに関する多数挿話を収める。
[補説]「摩訶婆羅多」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摩訶婆羅多」の意味・読み・例文・類語

マハーバーラタ【摩訶婆羅多】

(Mahābhārata) 古代インドの叙事詩。作者ビヤーサと伝える。口伝により、現存の形では四世紀ごろ成立。一八編一六音節二行一〇万頌(じゅ)ヒンドゥー教の根本聖典ともされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android