デジタル大辞泉 「マラジョージナヤ基地」の意味・読み・例文・類語 マラジョージナヤ‐きち【マラジョージナヤ基地】 《Molodyozhnaya Station》南極大陸のエンダービーランドにある旧ソ連の観測基地。南緯67度40分、東経45度50分、昭和基地の東約300キロメートルに位置する。1963年に開設。気象観測を重点的に行った。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「マラジョージナヤ基地」の意味・わかりやすい解説 マラジョージナヤ基地まらじょーじなやきちСтанция Молодёжная/Stantsiya (Station) Molodyozhnaya 南極大陸の南緯67度40分、東経45度50分にある旧ソ連の南極中心基地。高さ約40メートルの露岩上にある。1963年1月14日に開設され、超高層物理、気象、地学、雪氷、人体生理の観測を行っている。とくに気象ロケット観測や気象放送に重点を置いており、越冬隊員は127人(1985)。年平均気温は零下約11℃であるが、風は比較的強く、年平均風速は毎秒約10メートル。[楠 宏] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例