南極大陸、昭和基地東方の、東経45度から60度にかけて北方へ突出した陸地。1831年、イギリスのジョン・ビスコーが発見し、船主であるロンドンのエンダービー兄弟商会の名にちなんで命名した。南緯68.5度付近まで山塊が点在し、標高2300メートルのネーピア山がある。ソ連(現ロシア)隊が、南極でもっとも古い約40億年前の岩石をこの陸地から発見したといわれるが、最近この値に疑問がもたれている。1930年1月、オーストラリアのダグラス・モーソンが、陸地の先端に近い島に初上陸したことから、南極史跡の一つとなっている。1962年以来、ロシアのマラジョージナヤ基地(南緯67.7度、東経45.9度)が開設されている。
[楠 宏]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
春の時期に労働組合が一斉に賃上げ、労働条件の改善に関する交渉を行なうこと。欧米では、産業別に強力な労働組合が存在し、それらが労働条件改善への闘争を繰り広げて成果を得てきた。だが、日本では企業ごとに労働...
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新