20世紀西洋人名事典 「マリーキュリー」の解説
マリー キュリー
Marie Sklodwska Curie
1867.11.7 - 1934.7.4
フランスの化学者,物理学者。
ソルボンヌ大学教授。
ポーランドのワルシャワ生まれ。
パリ大学理学部に学ぶ。
旧名マリヤ・スクロドフスカ(Marja Sklodowska)。
1895年物理学者ピエール・キュリーと結婚。1898年キュリー夫妻は、放射能元素ポロニウムとラジウムを発見し、1903年ノーベル物理学賞をベックレルと共同で受賞。’04年パリ大学物理学実験主任、’06年ソルボンヌ大学教授、’08年正教授となる。’10年純粋の金属ラジウムの単離に成功し、翌年ノーベル化学賞を受賞。第一次世界大戦中は、X線診断による救護活動に尽力した。放射能障害、白血病に侵され生涯を閉じた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報