マルケン島(読み)マルケントウ

関連語 Marken

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルケン島」の意味・わかりやすい解説

マルケン島
まるけんとう
Marken

オランダ西部、アイセル湖南西岸にある小島で、ノールト・ホラント州に属する。人口2021(1990)。アイセル湖でのウナギ漁などに従事する漁村であったが、1957年に本土との間に長さ2500メートルの堤防が建設されて陸続きとなってからは観光地化が進んだ。緑と白で塗った木造の家、古い灯台や跳ね橋の景観、赤い縞(しま)模様のブラウスに黒いスカートという民族衣装に特色があり、木靴の製造も行われている。

[長谷川孝治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む