跳ね橋(読み)ハネバシ

デジタル大辞泉 「跳ね橋」の意味・読み・例文・類語

はね‐ばし【跳ね橋/×撥ね橋】

城塞などの入り口に設け、不必要なときは綱・鎖などでつり上げておけるようにした橋。
船を通行させるときだけ、つり上げられるようにした橋。開閉橋跳開橋ちょうかいきょう
[類語]ブリッジ丸木橋八つ橋釣り橋反り橋太鼓橋橋梁桟橋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「跳ね橋」の意味・わかりやすい解説

跳ね橋 (はねばし)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の跳ね橋の言及

【可動橋】より

…長支間の橋に適用するのは無理である。 (1)跳開橋 いわゆる跳ね橋と呼ばれるもので,橋脚上の回転軸を中心として橋桁を上方に回転させ,船舶航行のための空間をつくる形式。支間中央に切れめがあって,橋桁の各半分が両側へ跳ね上がる二葉式と,支間の片側のみに回転軸があって,桁全体を一体として跳ね上げる一葉式がある。…

【はかり(秤)】より

…永久磁石とコイルを組み合わせコイルに流した電流による電磁力,弾性体ブロックにひずみゲージをはりつけ負荷による弾性体のわずかな変形を電気信号として検出するロードセル等は,電子技術によりきわめて容易に信号処理ができるので,最近では機械式の広範な各種のはかりの電子化に使用される。 つり合いの確認,読取りには,さおに固定した指針と度表(手動てんびんなど),さおの動きの光学的拡大(直示てんびんなど),さおの先端に記した線と指標からなる〈にらみ〉やさおを囲む枠からなるにらみ窓(台ばかりなど),さおの動きやばねの伸びをラック・ピニオンで拡大した指針と目盛板(上ざらばねばかりなど),電気信号のアナログ指示またはディジタル表示(電子ばかりなど)などが用いられる。電気信号はマイクロコンピューターの組込みにより質量以外の量,たとえば計量物の料金などの表示や風袋(入れ物)の質量消去,あるいは測定量のプリントアウト,遠隔指示,さらには測定を制御した自動連続測定にまで拡張されている。…

※「跳ね橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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