マルコ・アントニオバレラ(読み)マルコアントニオ バレラ(英語表記)Marco Antonio Barrera

最新 世界スポーツ人名事典 の解説

マルコ・アントニオ バレラ(マルコアントニオ バレラ)
Marco Antonio Barrera
ボクシング

プロボクサー 元・WBC世界スーパーフェザー級チャンピオン
生年月日:1974年1月17日
国籍:メキシコ
出生地:メキシコシティ
経歴:アマ戦歴は60戦56勝4敗。1989年11月プロデビュー。以後、同じくメキシコ出身のエリック・モラレスと人気を二分する軽量級ボクサーとして活躍。’94年WBO世界ジュニアフェザー級王座を獲得し、通算13度防衛。2000年2月WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者統一戦でモラレスと対戦し、大接戦の末判定で敗れる。のち同統一戦での微妙な判定が論議を呼び、その結果WBOに勝者と認められ復権。2001年4月IBO世界フェザー級王座決定戦で35戦無敗だったナジーム・ハメド(英国)を破る。2004年11月WBC世界スーパーフェザー級王座を獲得し、3階級王者となる。2006年9月4度目の防衛に成功。攻撃的なテクニシャンで“童顔の暗殺者”の異名を持つ。2007年10月引退を表明したが、2008年11月サミー・ベンチュラ(メキシコ)との試合で現役に復帰。2009年3月WBAインターナショナルライト級及びWBOインターコンチネンタルライト級王座を賭けアミール・カーン(英国)と闘うが5回負傷判定負けを喫した。通算成績は67勝(44KO)7敗1無効試合。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

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