エリックモラレス(英語表記)Erik Morales

現代外国人名録2016 「エリックモラレス」の解説

エリック モラレス
Erik Morales

職業・肩書
元プロボクサー 元WBC・IBF世界スーパーフェザー級チャンピオン,元WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン

国籍
メキシコ

生年月日
1976年9月1日

出生地
ティフアナ

経歴
アマ戦績は114戦108勝6敗。1993年3月プロデビュー。’97年9月ダニエル・サラゴサ(メキシコ)を11回KOで下し、WBC世界スーパーバンタム級王座を獲得。2000年2月統一世界戦でWBOスーパーバンタム級王者マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)を判定で下すが、WBO側からの抗議でタイトルの移動はなかった。減量苦からフェザー級に転向。同年9月WBC世界フェザー級暫定王座決定戦で元王者ケビン・ケリー(米国)を7回TKOで下し暫定王座を獲得、2階級制覇を達成。2001年2月WBC世界フェザー級正規王者グティ・エスパダス(メキシコ)を判定で破り、王座統一に成功。2002年6月バレラに判定で敗れタイトルを失うが、11月ポーリー・アヤラ(米国)を下し再び王座に復帰。防衛2回。2004年2月WBC世界スーパーフェザー級王者のヘスス・チャベス(メキシコ)に判定勝ちし3階級制覇。7月IBF世界スーパーフェザー級王者のカルロス・エルナンデス(米国)に判定勝ち。11月バレラに敗れWBC世界スーパーフェザー級王座から陥落。2005年3月マニー・パッキャオ(フィリピン)に判定勝ちを収め、WBCインターナショナルスーパーフェザー級王座とIBA世界スーパーフェザー級王座を獲得。9月ライト級に階級を上げ、WBCインターナショナルライト級王座に挑むも判定負け。2006年1月スーパーフェザー級に階級を戻しパッキャオに挑むが敗北、11月の再戦でも敗れた。2007年8月WBC世界ライト級王者デービッド・ディアス(米国)に挑戦したが判定負けし、再び4階級制覇に失敗。試合後、現役引退を表明した。2010年3月現役に復帰、WBCインターナショナルウエルター級王座決定戦でホセ・アルファロ(ニカラグア)と対戦して同王座を獲得。9月にはウィリー・リモンド(英国)と対戦、6回KO勝ちでWBC世界シルバー・スーパーライト級王座も獲得した。2011年9月WBC世界スーパーライト級王座決定戦でパブロ・セサール・カノ(メキシコ)を退け4階級制覇を達成した。2012年3月ダニー・ガルシア(米国)に判定負けして王座陥落、10月再びガルシアに挑むも4回KO負け。2013年米国反ドーピング機関(USADA)の検査で禁止薬物が検出され、2年間の資格停止処分を受ける。通算戦績は52勝(36KO)9敗。173センチ。右ボクサーファイター。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「エリックモラレス」の解説

エリック モラレス
Erik Morales
ボクシング

プロボクサー 元・WBC・IBF世界スーパーフェザー級チャンピオン
生年月日:1976年9月1日
国籍:メキシコ
出生地:ティフアナ
経歴:アマ戦績は114戦108勝6敗。1993年3月プロデビュー。’97年9月ダニエル・サラゴサ(メキシコ)を11回KOで下し、WBC世界スーパーバンタム級王座を獲得。2000年2月統一世界戦でWBOスーパーバンタム級王者マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)を判定で下すが、WBO側からの抗議でタイトルの移動はなかった。減量苦からフェザー級に転向。同年9月WBC世界フェザー級暫定王座決定戦で元王者ケビン・ケリーを7回TKOで下し暫定王座を獲得、2階級制覇を達成。2001年2月WBC世界フェザー級正規王者グティ・エスパダス(メキシコ)を判定で破り、王座統一に成功。2002年6月バレラに判定で敗れタイトルを失うが、11月ポーリー・アヤラ(米国)を下し再び王座に復帰。防衛2回。2004年2月WBC世界スーパーフェザー級王者のヘスス・チャベス(メキシコ)に判定勝ちし3階級制覇。7月IBF世界スーパーフェザー級王者のカルロス・エルナンデス(米国)に判定勝ち。11月バレラに敗れWBC世界スーパーフェザー級王座から陥落。2005年3月マニー・パッキャオ(フィリピン)に判定勝ちを収め、WBCインターナショナルスーパーフェザー級王座とIBA世界スーパーフェザー級王座を獲得。9月ライト級に階級を上げ、WBCインターナショナルライト級王座に挑むも判定負け。2006年1月スーパーフェザー級に階級を戻しパッキャオに挑むが敗北、11月の再戦でも敗れた。2007年8月WBC世界ライト級王者デービッド・ディアスに挑戦したが判定負けし、再び4階級制覇に失敗。試合後、現役引退を表明した。2010年3月現役に復帰、WBCインターナショナルウエルター級王座決定戦でホセ・アルファロ(ニカラグア)と対戦して同王座を獲得。9月にはウィリー・リモンド(英国)と対戦、6回KO勝ちでWBC世界シルバー・スーパーライト級王座も獲得した。2011年9月WBC世界スーパーライト級王座決定戦でパブロ・セサール・カノ(メキシコ)を退け4階級制覇を達成した。2012年3月ダニー・ガルシア(米国)に判定負けして王座陥落、10月再びガルシアに挑むも4回KO負け。2013年米国反ドーピング機関(USADA)の検査で禁止薬物が検出され、2年間の資格停止処分を受ける。通算戦績は52勝(36KO)9敗。173センチ。右ボクサーファイター。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android