マルセルシュウォブ(その他表記)Marcel Schwob

20世紀西洋人名事典 「マルセルシュウォブ」の解説

マルセル シュウォブ
Marcel Schwob


1867 - 1905
フランスの文学研究家,小説家。
祖先はユダヤ系で、幼年時はナントで過ごした。パリに出て学士院図書館長をしていた母方伯父の家に奇寓し、大きな影響を受けた。博覧強記で、諸外国語、古典語に通じ、中世文学研究家として「ビヨン論」を著す。一方、小説家としてはゾラ流の自然主義に反対して幻想的傾向の強い短編小説「二重の心」(1891年)、「黄金仮面の王」(1892年)を発表した。中編小説「モネルの書」(1894年)は散文詩ともよべる傑作である。シェークスピアの「ハムレット」等を仏訳し、P.レオトー等の友人にも恵まれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「マルセルシュウォブ」の解説

マルセル シュウォブ

生年月日:1867年8月23日
フランスの随筆家,小説家,ジャーナリスト
1905年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む