マルヨ無線事件

共同通信ニュース用語解説 「マルヨ無線事件」の解説

マルヨ無線事件

1966年12月5日、福岡市の電器店「マルヨ無線」から出火し、店員2人が死傷した。福岡県警は強盗殺人や現住建造物等放火などの容疑で、以前勤務していた尾田信夫おだ・のぶお死刑囚と、元少年=実刑確定=を逮捕。68年、福岡地裁が尾田死刑囚に死刑判決を言い渡し、70年に最高裁で確定した。確定判決によると、尾田死刑囚は元少年と店に侵入して、店員2人をハンマーで殴り現金21万円余りを奪った上、ストーブを蹴り倒して放火。2人を殺傷した。第7次再審請求は2013年に申し立てた。弁護団によると、現在収容されている確定死刑囚では、収容期間が日本で最も長い。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android