マンガンバビントン石(読み)マンガンバビントンせき

最新 地学事典 「マンガンバビントン石」の解説

マンガンバビントンせき
マンガンバビントン石

manganbabingtonite

化学組成Ca2(Mn2+, Fe2+)Fe3+Si5O14(OH)の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7492nm, b1.232, c0.6701,α85.2°, β93.9°, γ112.2°, 単位格子中2分子含む。鋭角をもつ厚板状結晶。緑黒色,半透明,ガラス光沢。劈開{001}に完全。硬度5.5~6,比重3.5。薄片では明黄~黄緑色,屈折率α1.716, β1.730, γ1.746,2V(+)~80°, 光分散r>v強。準輝石の一種で,バビントン石と固溶体を形成。ロシア,米国アリゾナ州の接触交代岩中に産し,高知県高知市三谷では,黒瀬川帯の鉄に富む変成岩中に珪灰鉄鉱・ハウィー石・エジリン輝石・リーベック閃石・アルバイトなどに伴う。名称はマンガンの卓越するバビントン石の意。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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