最新 地学事典 「バビントン石」の解説
バビントンせき
バビントン石
babingtonite
化学組成Ca2(Fe2+, Mn2+)Fe3+Si5O14(OH)の鉱物。三斜晶系,空間群
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
babingtonite
化学組成Ca2(Fe2+, Mn2+)Fe3+Si5O14(OH)の鉱物。三斜晶系,空間群
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
準輝石の一種で、短柱状ないし板状の結晶をなす鉱物。灰鉄輝石に類似するがこれより濃い緑色(ほとんど黒色)で、針状ないし繊維状にはならない。輝石よりもろく、条痕(じょうこん)色は濃い。スカルン中に脈状あるいは空隙(くうげき)を埋めて産する。また花崗(かこう)岩類の空隙に珪灰(けいかい)鉄鉱、鉄緑閃(りょくせん)石などと産する。ほかにドレライト(粗粒玄武岩)や片麻(へんま)岩を切る脈中に産する。英名はアイルランドの物理学者で鉱物学者でもあったバビントンWilliam Babington(1757―1833)にちなむ。
[松原 聰]
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