最新 地学事典 「マーウィナイト」の解説
マーウィナイト
merwinite
化学組成Ca3Mg(SiO4)2の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.3254nm, b0.5293, c0.9328, β91.90°, 単位格子中4分子含む。合成の結晶では柱状~厚板状,天然のものは粒状でしばしば集片双晶をなす。無~淡緑色,透明~半透明,ガラス~脂肪光沢。劈開{100}に完全。硬度6,比重3.15。薄片では無色,屈折率α1.706~1.708, β~1.711~1.712, γ1.718~1.724, 2V(+)67°~71°, 光分散r>v弱。スカルン中にスパー石・ゲーレン石・モンチチェリかんらん石などと産する。名称は米国カーネギー研究所の地質鉱物学者H.E.Merwin(1878~1963)にちなむ。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

