世界の観光地名がわかる事典 「マーコミュウ」の解説 マーコミュウ【マーコミュウ】Ma Kok Miu マカオ(澳門)最古の、道教と仏教の混淆(こんこう)した寺院。マカオの半島南端、媽閣山(まこうさん)の麓に海に面して立っている。明朝の初期に、福建省からやって来た漁民によって建てられたといわれる。広い境内には、大殿、石殿、弘仁殿、観音殿などの建物があり、航海・漁業の守護神として中国人の信仰を集める阿媽(あま)(媽祖)を祀っている。◇ポルトガル人が名づけたマカオは、「マーコミュウ」(媽閣廟)という名称が由来といわれている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報