ミクロキカス(その他表記)Microcycas calocoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミクロキカス」の意味・わかりやすい解説

ミクロキカス
Microcycas calocoma

ソテツ科の常緑低木。キューバ特産の1属1種の植物。高さ数mになり葉は長さ約 1m,羽状複葉で 80対ほどの長線形の小葉から成る。雌雄異株で,雌花は長さ 50~70cmもの壮大な円柱状をなし,雄花は長さ 30cmほどである。他のソテツ科の植物と異なり,1花粉管ごとに少くとも 16個の精子を生じ,また1つの雌性配偶体は 200以上の造卵器をつくり,ソテツ科のなかで最も原始的な種類と考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む