ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミザンセーヌ」の意味・わかりやすい解説 ミザンセーヌmise en scène フランス語で「演出」を意味する。 1820年頃から演劇上演のための人員や材料の総体を表わすのに用いられた言葉であるが,35年前後からは舞台表現の各種の方法の総合統一という操作,機能をさすようになった。さらに 19世紀末からは舞台表現上の個性的芸術活動をさす語として用いられた。日本では俳優や舞台装置の配置という技術面を示すのに使われている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by