現代外国人名録2016 「ミシェルベロフ」の解説
ミシェル ベロフ
Michel Béroff
- 職業・肩書
- ピアニスト
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1950年5月9日
- 出生地
- アルザス地方エピナル
- 学歴
- ナンシー音楽院卒,パリ音楽院卒
- 受賞
- オリヴィエ・メシアン国際ピアノコンクール第1位(第1回)〔1967年〕
- 経歴
- 9歳からナンシー音楽院でフランソワ・コレにピアノを学び、1963年優等賞を獲得して卒業。さらにメシアンの勧めでパリ音楽院に進み、ピエール・サンカンに師事して、’66年一等賞を得て卒業。’67年第1回メシアン国際ピアノコンクールで第1位となった事がきっかけとなり、演奏活動に入る。’68年ロンドンにデビュー。’70年にはパリのシャンゼリゼ劇場でメシアンの「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」の全演奏を行い、注目を集める。南米、ヨーロッパ各地を演奏旅行し、’72年米国にデビュー。ピアノの申し子と言われたが、右手を故障し、約5年間全くピアノを弾けなくなる。以後、指揮などを経験し、復帰。プロコフィエフやドビュッシー作品にも定評があり、ドビュッシーの全曲録音には2度取り組む。パリ音楽院で教鞭を執る。’72年初来日。’96年、2003年来日、リサイタルを開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報