ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミツドリ」の意味・わかりやすい解説
ミツドリ
dacnises, honeycreepers, conebills, flowerpiercers
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鳥綱スズメ目ホオジロ科フウキンチョウ亜科に属する鳥のうち、7属28種の総称。ただし、現在ではアメリカムシクイ科に分類されるマルハシミツドリ属などの11種にも、過去の分類ではミツドリ科とされていたため、ミツドリの和名がついている。ミツドリ類は大別すると、鋭く先のとがった短い嘴(くちばし)をもつヒワミツドリ属、長くて湾曲した嘴のルリミツドリ属、上嘴の先端が鋭く下方に曲がったハナサシミツドリ属などの3系統に分かれる。主として中央・南アメリカの熱帯圏に分布し、いずれも花蜜(かみつ)を吸うのに適した特有の嘴をもつが、果実や虫も食べる。全長約10~14センチメートル。光沢ある青、紫、緑、茶、黒の交じった熱帯圏特有の鮮やかな色彩のものが多い。
[坂根 干]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...