ミヤベイワナ(読み)みやべいわな

小学館の図鑑NEO[新版] 魚 「ミヤベイワナ」の解説

ミヤベイワナ
学名:Salvelinus malma miyabei

種名 / ミヤベイワナ
目名科名 / 〈サケ目〉サケ科
解説 / 北海道然別湖固有の種でオショロコマ湖沼型昆虫類を食べます。秋に然別湖に注ぐ河川に上り産卵します。河川型のオショロコマより胸びれ腹びれ、しりびれが大きい、鰓耙が長いことなどで区別できます。
全長 / 30cm
分布 / 然別湖
人との関わり / 食用養殖も。つり魚
絶滅のおそれのある種 / ★

出典 小学館の図鑑NEO[新版] 魚小学館の図鑑NEO[新版] 魚について 情報

世界大百科事典(旧版)内のミヤベイワナの言及

【オショロコマ】より

…サハリン以北では降海型が多く見られるが,日本では佐渡沖や北海道沿岸でまれに見られるだけであり,北海道の山岳地帯の一部に陸封型が分布する。然別湖には鰓耙(さいは)がよく発達し,浮遊プランクトンをろ過摂食しやすい系群が生息しミヤベイワナとも呼ばれている。一般には動物食性であり,陸封型では水生昆虫,ザリガニなどを摂食し,ときには他のサケ・マス類の卵や幼・稚魚をも食べる。…

※「ミヤベイワナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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