ミュルジェール(読み)みゅるじぇーる(その他表記)Henri Murger

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミュルジェール」の意味・わかりやすい解説

ミュルジェール
みゅるじぇーる
Henri Murger
(1822―1861)

フランスの小説家。パリ生まれ。画家を志したが、家が貧しいため放浪生活を続け、一時美術評論家シャンフルリーと同居して彼のレアリスムの影響を受けた。1847年から1849年まで芸術家の友情と恋愛物語を『放浪生活情景』Scènes de la vie de bohèmeと題し『コルセール』紙に連載、一躍世に知られ、劇化されてコメディ・フランセーズ(当時はオデオン座)に『放浪生活』La Bohème標題で初演され、好評を博した。プッチーニの代表的オペラの一つ『ボエーム』はこの作品によっている。

[本庄桂輔]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミュルジェール」の意味・わかりやすい解説

ミュルジェール
Murger, Henri

[生]1822.3.27. パリ
[没]1861.1.28. パリ
フランスの作家。本名 Louis-Henri Murger。門番の子として生まれ,最初画家を志し,長い間貧しい放浪生活を送った。その体験に基づき『コルセール』誌に『ボヘミアン生活情景』Scènes de la vie de bohèmeを連載(1847~49),一躍大成功を収めた。この作品はのちにジャコモ・プッチーニにより『ラ・ボエーム』としてオペラ化(1896)された。ほかに『青春生活情景』Scènes de la vie de jeunesse(1851)など。

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