現代外国人名録2016 「ミル・マスカラス」の解説
ミル・マスカラス
Mil Mascaras
- 職業・肩書
- プロレスラー
- 国籍
- メキシコ
- 生年月日
- 1942年7月15日
- 出生地
- サン・ルイス・ポトシ
- 本名
- ロドリゲス,アロン〈Rodriguez,Aaron〉
- 学歴
- メキシコ大学
- 経歴
- 幼い頃から抜群の運動神経に恵まれ、少年時代はサッカーに夢中、中学では体操とレスリングに打ち込んだ。1964年東京五輪にレスリング選手として出場する予定だったが、重量級の選手は派遣されず不参加となった。’65年プロレス入りし、アステカ王の化身“ミル・マスカラス(千の顔をもつ男)”としてデビュー。試合ごとにマスクを変える覆面レスラーとして人気を集め、“仮面貴族”とも呼ばれる。メキシコ・マット界に君臨する国民的英雄として活躍。’68年米国に進出。初来日は’71年で、華麗な空中殺法で日本のプロレスブームを牽引。’73年から全日本プロレスに参戦し、ジャイアント馬場らと激闘を展開。弟ドス・カラスとタッグも組み、テーマ曲「スカイ・ハイ」で入場する姿も人気を集めた。この間、’72年12月覆面レスラーとして初めて米国のプロレス団体WWWF(現・WWE)のニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン(MLS)大会に登場した。2002年に還暦を迎えた後も現役のレスラーとして活動。2012年WWE殿堂入り。甥ドスカラスの息子アルベルト・デル・リオはWWEヘビー級王者。180センチ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報