ミンハイ省(読み)ミンハイ(その他表記)Minh Hai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミンハイ省」の意味・わかりやすい解説

ミンハイ〔省〕
ミンハイ
Minh Hai

ベトナム最南の省。省都バクリュウ。南シナ海とタイ湾を分けるカマウ半島を占める。ほぼ全域が低平な土地から成り,湿地帯が多く,西部のタイ湾沿岸には「ウーミンの森」と呼ばれる低湿な密林地帯が広がる。主産業は米作で,灌漑・排水用の運河網が発達。沿岸では漁業,製塩業が盛ん。「ウーミンの森」は第1次,第2次のインドシナ戦争を通じて,南部最強の解放区があったところで,第2次インドシナ戦争 (ベトナム戦争) 時には,アメリカ合衆国空軍による枯葉剤散布により大きな被害を受けた。面積 7689km2。人口 164万 2600 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む