ムオン族(読み)ムオンぞく(その他表記)Muong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムオン族」の意味・わかりやすい解説

ムオン族
ムオンぞく
Muong

ムワル,グオン,ナラングなどともいう。ベトナム北部の少数民族アンナン山脈の東斜面に広く分布。人口約 80万~90万と推定される。ムオン語はベトナム語と密接な関係があり,ムオン族とソンコイ川デルタのベトナム人はかつては同質的な集団を形成していたが,ベトナム人の漢化により両者分化が生じたといわれる。水稲耕作を営み,棚田や牛,水牛による犂耕 (りこう) が発達。社会生活は村中心で,家族のほかにホ hoと呼ばれる父系的な親族集団がある。伝統的制度として,貴族と一般農民とに分れ,宗教は精霊信仰や祖霊崇拝を行う。低地のベトナムの政治勢力や文化が強く浸透していた。

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