デジタル大辞泉 「ムシャッタ城」の意味・読み・例文・類語 ムシャッタ‐じょう〔‐ジヤウ〕【ムシャッタ城】 《Qasr Mushatta》ヨルダン中部にある城館跡。首都アンマンの南東約30キロメートルに位置する。ウマイヤ朝のカリフ、ワリード2世の時代に建設が始められたが未完に終わった。ビザンチン建築と古代ローマ末期の影響が見られる。外壁に施されたレリーフ(浮き彫り)の一部は20世紀初頭にドイツ皇帝ウィルヘルム2世のもとに贈られ、ベルリンの国立美術館に所蔵されている。カスルムシャッタ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例