…〈やませ〉と呼ばれる夏の冷湿な偏東風のため農業は振るわなかったが,1955年から南西部の台地で国営の大規模機械開墾が進められ,県内有数の酪農地帯となり,県の酪農振興センターも置かれた。71年から本格化したむつ小川原開発の拠点で,尾駮(おぶち)沼,鷹架(たかほこ)沼を掘り込んでのむつ小川原港(1977年重要港湾に指定)の築港や石油備蓄基地の建設が進められている。また日本初の核燃料サイクル施設のうち92年までに国家石油備蓄基地,ウラン濃縮工場,低レベル放射性廃棄物埋設センターが完成,操業を始めている。…
※「むつ小川原港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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