重要港湾(読み)ジュウヨウコウワン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「重要港湾」の意味・わかりやすい解説

重要港湾
じゅうようこうわん

港湾法で定められた港格の一つ。海上輸送網の拠点となり,国の利害に重大な関係を有する港湾。2014年現在,全国で 102港が指定されている。このほか国際競争力強化を重点的にはかることが必要な国際戦略港湾,国際海上輸送網の拠点として特に重要な国際拠点港湾があり,これら以外の港湾は地方港湾という。

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世界大百科事典(旧版)内の重要港湾の言及

【港湾】より

…横浜港を近代港湾とすべく,その第一歩の修築事業が行われたのは89年である。以後,この横浜と神戸,関門海峡(門司,下関),敦賀が国の第1種重要港湾として,また各府県に一つの割合で第2種重要港湾が指定され,国または府県の事業として近代港湾の修築が行われるようになった。第2次世界大戦後は〈港湾法〉の制定に伴い,貿易港として,また工業港として港湾の近代化が着実に進められ,港湾は日本経済の高度成長の基盤としての役割を果たすに至った。…

※「重要港湾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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