ムネアカオオアリ(読み)むねあかおおあり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムネアカオオアリ」の意味・わかりやすい解説

ムネアカオオアリ
むねあかおおあり / 胸赤大蟻
[学] Camponotus obscuripes

昆虫綱膜翅(まくし)目アリ科に属する昆虫。日本各地に分布する。大形のアリで、体長は働きアリで8~12ミリメートル、女王では約16ミリメートルに達する。頭部および腹部黒色胸部赤色。巣はおもに林地の朽ち木の中や立ち木の根元につくられる。羽アリは秋に羽化するが、そのまま巣内にとどまり、翌春結婚飛行を行う。

[山内克典]


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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ムネアカオオアリ」の解説

ムネアカオオアリ
学名:Camponotus obscuripes

種名 / ムネアカオオアリ
目名科名 / ハチ目|アリ科
解説 / 山地にすみ、木材や木の幹に巣をつくります。
体の大きさ / 働きアリ8~12mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 5~10月

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