旺文社世界史事典 三訂版 「メアリ」の解説
メアリ(1世)
Mary Ⅰ
テューダー朝第4代のイングランド女王(在位1553〜58)
ヘンリー8世と最初の妃カザリン(キャサリン)との娘で,スペイン王フェリペ2世と結婚。カトリックの復活につとめ,多数の新教徒を処刑し,“血まみれメアリ(ブラッディーメアリ)”と呼ばれた。フランスと戦い,1558年大陸に残っていた最後のイギリス領土カレーを失った。
メアリ(2世)
Mary Ⅱ
ステュアート朝のイギリス女王(在位1689〜94)
ジェームズ2世の長女。新教徒として教育され,オランダのオラニエ公ウィレム(ウィリアム3世)と結婚。名誉革命でイギリスに帰り,夫とともに即位。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報