最新 地学事典 「メタ燐銅ウラン石」の解説
メタりんどうウランせき
メタ燐銅ウラン石
metatorbernite
化学組成Cu(UO2)2(PO4)2・8H2Oの鉱物。正方晶系,空間群P4/n,格子定数a0.6970nm, c1.7334,単位格子中2分子含む。板状結晶,葉片状集合で,りん銅ウラン石の仮晶として産出することが多い。淡緑~暗緑色,透明~半透明,ガラス~亜金剛~真珠光沢。劈開{001}に完全。硬度2.5,比重3.7。薄片では淡緑色,屈折率ω1.626, ε1.624, 一軸性正。りん銅ウラン石の結晶水(10~12H2O)が乾燥した場所で容易に脱水してメタ型になる。メタりん灰ウラン石グループ。各種ウラン鉱床の酸化帯やペグマタイト中に広く産する。名称はりん銅ウラン石のメタ型という意味。
執筆者:青木 義和・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

