メチルヒスチジン

栄養・生化学辞典 「メチルヒスチジン」の解説

メチルヒスチジン

 C7H11N3O2(mw169.18).

 アミノ酸の一種で,ヒスチジンのイミダゾール基の1の位置もしくは3の位置がメチル化されている.1-メチルヒスチジンはヒト,ラット,ウサギなどの筋肉中にあるジペプチドであるアンセリンにあり,3-メチルヒスチジンはクジラの筋肉などにあるジペプチドであるバレニンにあるほか,筋肉のアクチン,ミオシンなどの特定のヒスチジンがメチル化されて見いだされる.この筋肉タンパク質中の3-メチルヒスチジンはタンパク質が分解されたあと,タンパク質合成に再利用されないで尿へ排泄されることから,筋肉タンパク質の分解量の指標として利用されている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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