デジタル大辞泉 「めやは」の意味・読み・例文・類語 めや‐は [連語]《連語「めや」+終助詞「は」。上代の「めやも」に代わった平安時代以降の用法》反語の意に詠嘆の意を添えたもの。…だろうか、いや、そうではないなあ。「さと人の言ことは夏野のしげくともかれゆく君にあはざら―」〈古今・恋四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「めやは」の意味・読み・例文・類語 め‐や‐は ( 推量の助動詞「む」の已然形「め」に反語を表わす係助詞「や」、詠嘆の終助詞「は」の付いたもの ) 「めや」の反語の意に詠嘆の意が加わったもの。[初出の実例]「みよしののおほかはのべのふぢなみのなみにおもはばわがこひめやは〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・六九九)めやはの補助注記上代の「めやも」に代わって用いられた中古以降の表現。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例