メラネシア・スピアヘッド・グループ(その他表記)Melanesian Spearhead Group

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

メラネシア・スピアヘッド・グループ
Melanesian Spearhead Group

南太平洋諸国のなかでもパプアニューギニアソロモン諸島バヌアツフィジーニューカレドニアなどのメラネシア系民族国家・地域の政治指導者が組織している政治グループ。スピアヘッドは槍の穂の意である。メラネシア系民族の独立と連帯を目的としており,ニューカレドニアの独立問題を主要議題に定期会議を開催してきた。しかし,1990年にパプアニューギニアでブーゲンビル島分離独立運動が活発化したことにより,メラネシア諸国のなかで対立が生まれ,このグループの足並みが乱れるようになった。ブーゲンビル島の独立急進派隣国ソロモン諸島に逃走し,隣国を拠点に独立運動を展開し続けたため,パプアニューギニア政府が軍隊を投入して急進派を掃討した際に,ソロモン諸島の主権を侵害して軍隊を越境させた。1992年には 3度の国境侵犯があり,これをきっかけに両国関係は悪化の一途をたどり,この年に予定されていたバヌアツでの年次大会は延期されるなど,構成国同士の対立が表面化した。

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