メルキト派(読み)メルキトは(その他表記)Melchites

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メルキト派」の意味・わかりやすい解説

メルキト派
メルキトは
Melchites

シリアおよびエジプトキリスト教一派。古代教会におけるキリスト論論争に際して,多数派であった単性論 (→キリスト単性説 ) 者にくみせず,カルケドン公会議 (451) で決定された正統信仰を保持した人々で,主として都市部のギリシア化された住民から成り,信仰および政治的立場は東ローマ帝国の皇帝に忠実であった。メルキトの名称は,シリア語の「皇帝の,皇帝派の」を意味する malkayaに由来する。現在のメルキト派系の教会はビザンチン典礼に属するが,帰一教会 (合同東方カトリック教会) とギリシア正教に分れ,それぞれアンチオキア,エルサレムアレクサンドリアの総大主教区を構成している。今日メルキト派といえば,帰一教会系キリスト教徒をさす場合が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む