《Pyramid of Menkaure》エジプト北部、首都カイロ近郊の都市ギザにあるピラミッド。古代エジプト古王国第4王朝、メンカウラー王のものとされる。巨大な四角錐の石造建造物で、基礎部分の一辺の長さ105メートル、高さ65.5メートル(現在は頂上部が崩壊し62メートル)。ギザの三大ピラミッドのなかで最も小さい。北面の入口部分が大きくえぐれており、ピラミッドを破壊しようとした跡と考えられている。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。