モスキトス湾(読み)もすきとすわん(その他表記)Golfo do los Mosquitos

日本大百科全書(ニッポニカ) 「モスキトス湾」の意味・わかりやすい解説

モスキトス湾
もすきとすわん
Golfo do los Mosquitos

中央アメリカ、パナマ西部、カリブ海北向きに開く湾。約300キロメートルにわたり緩やかに湾曲する。コスタリカ国境近くはバリエント半島やチリキ潟などがある出入りに富んだ地形となっている。湾岸は高温多湿で、低地帯熱帯雨林に覆われ、交通路開発が進まず人口は希薄である。所々にバナナ園などが開かれている。

[今野修平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android