最新 地学事典 「モダンアナログ法」の解説
モダンアナログほう
モダンアナログ法
modern analogue method
古生物の群集組成から過去の環境を推定するための,統計的手法の一つ。まず,現世化石群集の広汎なデータセットを構築する。次に,古生物群集に対してもっとも類似度の高い現世化石群集(=モダンアナログ)を統計的に探索する。モダンアナログが得られた地域の現世の環境を,その古生物群集が堆積した時代の環境の推定値として採用する。定量的環境復元の手法の中では,生物の環境応答特性に線形性や連続性を想定する必要がない点に特徴がある。
執筆者:中川 毅
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

