もちちょうずる

精選版 日本国語大辞典 「もちちょうずる」の意味・読み・例文・類語

もち‐ちょう・ずる

〘他サ変〙 =もっちょうずる(二)
譬喩尽(1786)八「持寵(チョウ)ずる」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「地獄沙汰金次第で、人に持長(モチチャウ)じられるが面白さにとうとう大身代を潰して」
[補注]「もっちょうずる」との関連から、元来はサ変と考えられるが、「浮世風呂」の例のように未然形に「もちちょうじ」の形も見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android