モンモーラン化石人骨(読み)モンモーランかせきじんこつ(その他表記)Montmaurin fossils

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モンモーラン化石人骨」の意味・わかりやすい解説

モンモーラン化石人骨
モンモーランかせきじんこつ
Montmaurin fossils

フランスのオートガロンヌにあるモンモーランの石灰岩洞窟で,1949年 M.R.カマにより発見された化石人類の6本の大臼歯をもつ下顎骨,椎骨1個,4本の遊離歯 (切歯,犬歯,小臼歯,大臼歯) 。前ムスティエ文化の硅岩,フリント製の石器,暖かい気候を示す動物 (赤シカ,ウマ,クマなど) の化石骨を伴う。年代測定は困難であったが,一般に第2間氷期のもので,スワンズコムの頭骨と同時代のものと考えられている。下顎骨は比較的小型であるが,がんじょうで下顎体は厚く,下顎枝の幅は中等度, (おとがい) はなく,歯列弓は放物線状で下顎角は丸い。大臼歯の歯冠はドリオピテクス型を示し,エナメルには皺が少しある。歯髄腔はやや大きくなっている。モンモーラン化石人骨の位置ははっきりしないが,初期のホモ・サピエンスに分類されることが多い。

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