現代外国人名録2016 「モートンハルペリン」の解説
モートン ハルペリン
Morton H. Halperin
- 職業・肩書
- 政治学者,核戦略専門家 民間のオープン・ソサエティー財団上級顧問 元米国国防次官補,元ジョージ・ワシントン大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1938年
- 出生地
- ニューヨーク市
- 学歴
- コロンビア大学,エール大学大学院〔1959年〕修士課程修了
- 学位
- 博士号(エール大学)〔1961年〕
- 経歴
- 24歳頃から防衛政策や日中関係史を通じて日本に関心を持つようになった。1960〜66年ハーバード国際情報センター研究員、’61〜63年ハーバード大学専任講師、’64〜66年助教授。’66〜67年ジョンソン政権下で国防次官補代理(国家安全保障問題担当)、’69年ニクソン政権下で米国国家安全保障会議(NSC)上級委員となり、キッシンジャー大統領特別補佐官の下で沖縄返還交渉にあたり、米政府の対処方針をまとめた文書を起草した。’69〜73年ブルッキングズ研究所上級研究員、’75〜77年国家安全・市民自由保障計画委員長を経て、’78年安全保障研究センター所長、コロンビア大学政治学準教授。’92年よりカーネギー国際平和財団上級研究員。クリントン政権下では、’93年3月国防次官補(民主主義・人権担当)、’94〜96年大統領顧問、NSCメンバー、’98年〜2000年国務省政策企画部長を務めた。退任後、民間のオープン・ソサエティー財団上級顧問。著書に「Bureaucratic Politics and Foreign Policy(官僚政治と外交)」(1974年)、「Top Secret」(共著,’77年)、「Freedom vs.National Security」(共著,’77年)など。’92年5月沖縄返還20周年記念シンポジウムに出席のため来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報