ヤブスゲ(読み)ヤブスゲ(その他表記)Carex rochebrunii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤブスゲ」の意味・わかりやすい解説

ヤブスゲ(藪萱)
ヤブスゲ
Carex rochebrunii

カヤツリグサ科の多年草。本州,四国地方に分布し,林内に生えるスゲの1種であるが,ときに観賞用として庭に植えられる。細長い稈を叢生し,葉も細くて長く,緑色で軟らかい。5月頃,緑色の花穂をつける。小穂は8~10個あり,大部分は雌花で基部に少数の雄花をつける。

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世界大百科事典(旧版)内のヤブスゲの言及

【スゲ(菅)】より

…日本では九州に見られるジュウモンジスゲC.cruciata Wahlenb.がその例である。また,マスクサスゲC.gibba Wahlenb.やヤブスゲC.rochebrunii Fr.et Sav.では小穂に柄がなく,花序は穂状になっている。スゲは普通,初夏に花の咲く植物であるが,葉が硬く鋸歯が鋭く,菜を切るほどというナキリスゲC.lenta D.Donや伊勢神宮にちなむジングウスゲC.sacrosancta Hondaでは秋に花が出る。…

※「ヤブスゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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