ヤマヒメ(読み)やまひめ(その他表記)yamanokami waspfish

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤマヒメ」の意味・わかりやすい解説

ヤマヒメ
やまひめ / 山姫
山女
yamanokami waspfish
[学] Snyderina yamanokami

硬骨魚綱スズキ目ハオコゼ科に属する海水魚。山の神yamanokamiという学名をもつハオコゼ類。カジカ科の和名ヤマノカミは別種である。千葉県館山(たてやま)から奄美(あまみ)大島、台湾に分布する。体が高くて、尾柄(びへい)が著しく低く、胸びれ上方に大きな暗褐色斑(はん)があるのが大きな特徴。体は側扁(そくへん)する。両顎(りょうがく)、鋤骨(じょこつ)に絨毛(じゅうもう)状の歯があるが、口蓋骨には歯がない。背びれは目の背上方から始まり、全体に高い。背びれ第1棘(きょく)の長さは第2棘の半分。胸びれは長くて、その後端は肛門を越える。腹びれは1棘5軟条。体色は淡赤褐色、全身と各ひれが一面に暗赤色斑点で覆われる。水深約90メートルの岩礁域に生息する。全長25センチメートルほどになる。

[尼岡邦夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む