ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユビナガホンヤドカリ」の意味・わかりやすい解説
ユビナガホンヤドカリ
Pagurus dubius
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…クロダイの釣餌になる。各地の内湾の干潟には,近縁のユビナガホンヤドカリP.dubiusが生息している。形態はよく似ているが,歩脚が細長く,とくに指節が前節よりも明らかに長い。…
…雑食性であるが動物質を好む。 日本近海のサンゴ礁にはスベスベサンゴヤドカリCalcinus laevimanus,コモンヤドカリDardanus megistos,浅海にはオニヤドカリAniculus aniculus,ヨコスジヤドカリD.arrosor,ソメンヤドカリD.pedunculatus,磯にはホンヤドカリPagurus geminus,イソヨコバサミClibanarius bimacratus,ヤマトホンヤドカリP.japonicus,干潟にはユビナガホンヤドカリP.dubiusが多い。 釣餌にされ,またオカヤドカリなどは子ども相手に夜店などで売られる。…
※「ユビナガホンヤドカリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...