ゆぶゆぶ(読み)ユブユブ

デジタル大辞泉 「ゆぶゆぶ」の意味・読み・例文・類語

ゆぶ‐ゆぶ

[副]水けを含み、ぶよぶよしているさま。ぶくぶく。
一身、―とふくれたる者」〈今昔・二四・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ゆぶゆぶ」の意味・読み・例文・類語

ゆぶ‐ゆぶ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) やわらかみのある、ふくらんだものがゆれるさまを表わす語。また、水分が多く、ふくれ上がっているさまを表わす語。ぶくぶく。ぶよぶよ。
    1. [初出の実例]「鹿のおちつのはひろひてとる。わかつのはゆぶゆぶとあるものにて、くすりにす」(出典:塵袋(1264‐88頃)四)
    2. 「心太のようにゆぶゆぶしたもの」(出典:金色の朝(1972)〈三浦哲郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む